最近はあまり聞かないような気がします。
企業(社会)にとって、どっちが必要か?という議論。あまりに、スペシャリスト優勢で議論にもならないのでしょうか。では、周年史の編集(担当)者に求められる資質は?
- 全体の大きな流れを理解するとともに、個々の事項を適宜評価し、歴史の中に適切に配置する能力
- 様々な要素(経営、営業、研究開発、商品開発、技術、教育等科学系あり、人文系あり)の内容
- 意義を理解し、バランスよく構成する能力 ・読む側の立場になって評価する能力
- 取材等を行う際の人選の能力(いろいろあるようです) などなど。
どうみても、ジェネラリスト的資質ですよね。「ジェネラリスト」>「スペシャリスト」という答えで、まあ異論のないところでしょう。
でも、これが結論ではありません。
上記のいくつかの資質は、特別な技術や資格が必要なわけではなく、なんとなく誰でもできそうに取られてしまいがち。でも、極めるとなると、そう簡単なものでもないのです(ないのですよ、みなさん!)。トータルに評価すると、ある意味立派なスペシャリストと言えるんじゃないでしょうか。 というわけで、周年史の編集(担当)者のみなさん!
“スペシャルなジェネラリスト”を目指しましょう。で、素晴らしい周年史を作り上げましょう! が結論でした。