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学校に「〇〇周年記念館」が多いのはなぜ?

今回は、編集部スタッフの雑感です。先日、通りを歩いていたら、大学の周年記念校舎の工事現場を目にしました。

今回は、編集部スタッフの雑感です。先日、通りを歩いていたら、大学の周年記念校舎の工事現場を目にしました。そういえば、大学や学園の周年記念館って他にもあったような?! とふと思い、調べてみました。

岡山大学「創立五十周年記念館」
獨協大学「創立50周年記念館(仮称)」
昭和大学「上條記念館」(90周年記念事業)
大阪音楽大学「100周年記念館」
駒沢大学「駒澤大学開校130周年記念棟」
神戸大学「百年記念館」
などなど、ほか多数。

大学ばかりでなく、高校、総合学園などにも周年記念で建設された学舎や記念館が多いことが分かりました。なぜか…。

調べていくとこうした建設事業が、周年記念事業の一環とされていること、周年事業サイトにて寄付金の募集が広く行われていることが分かりました。そういえば、母校から届いた卒業生向けの会報誌に「ご寄付のお願い」というページがあったような気がします。なるほど、周年事業は、卒業生をはじめ関連企業など多方面へ向けた寄付金募集の良い機会なのですね。こうした寄付金と学校が用意した財源があてられるので、周年記念館が多くなる、と推測します。

今は社長さんの卒業生が「学生時代はお金がなかったな」と感慨深げに寄付しちゃったりするのかも。もちろん、学園と企業のお付き合いなど事情もあるとは思いますが…。ちょっと昔の学生時代を思い出しながら、そっと後輩を想いやる気持ちから個人的に寄付する卒業生も多くいるのかもしれませんね。

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人見真紀
Writer 人見真紀

(株)エトレ入社後、大学のPR誌、大学公式HP管理・運営、企業の広報誌の編集・企画を経験した後、周年史の企画・編集を担当。現在、東京周年事業室勤務。

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