“使える周年情報”を周年編集者がお届けします。
4月、復興相による東北地方への心無い失言がメディアで話題になったことを記憶されている方も多いことでしょう。以降、ネットではSNSを中心に「東北で良かった」というタグをつけた投稿が相次いでいるそうです。私自身、一昨年に初めて東北を旅した際、地の魅力、人の温かさを存分に感じました。こうした動きに、深く共感します。私と同様に一連の投稿に共感を覚える方、今年の夏は東北を旅してみませんか?
30周年記念で、3日間東日本を回りたい放題
今年、開業30周年を迎えるJR東⽇本は、東北を含む東日本を期間限定で周遊できるお得な「JR東⽇本 30 周年記念パス」を販売することを発表しました。価格は⼤⼈ 13,000 円、⼩児 3,000 円、利用期間は2017年7月21日(金)から7月31日(月)までの10日間のうち連続3日間有効とのこと。発売期間は 6 ⽉ 21 ⽇(⽔)から7 ⽉ 26 ⽇(⽔)までで、利⽤開始⽇3⽇前までに購入が必要です。
北は青森・大湊駅から、南は静岡・伊東駅まで
この記念パスが秀逸なのは、対象区間の広さ。JR東⽇本全線、⻘い森鉄道線全線、IGRいわて銀河鉄道線全線および北越急⾏線全線の普通列⾞(快速含む)の普通⾞⾃由席および BRT が連続する3⽇間乗り降り⾃由です。また別途特急券を購入することで、新幹線・特急列⾞も利用可能となります。
上記対象区間には、もちろん東北6県が全て含まれています。現地でレンタカーを借り、行動範囲を更に広げると、東北地方の海・街・山をぐるっと堪能できることでしょう。個人的にお勧めしたいのは、宮城県蔵王町にある名勝「御釜」。御釜は蔵王五色岳にある火山湖で、山頂から望むエメラルドグリーンの湖は息をのむほど壮大です。
パスが利用できる7月下旬は、丁度、学校が夏休みに入る頃。家族で一緒に旅するのも素敵ですね。
[概要]
・価格:⼤⼈ 13,000 円、⼩児 3,000 円
・ 利⽤期間:2017 年 7 ⽉ 21 ⽇(⾦)から7 ⽉ 31 ⽇(⽉)
・ 有効期間:上記利用期間のうち連続する3 ⽇間
・ 発売期間:2017 年 6 ⽉ 21 ⽇(⽔)から7 ⽉ 26 ⽇(⽔)
※利⽤開始⽇の1ヶ月前から3⽇前までの発売
詳細はこちら
JR東日本「JR東日本30周年記念パス」