企業や組織のイベントである周年行事を気軽に楽しめたら、周年の意味や位置づけがグッと広がるかもしれません。という訳で、東京で見つけた身近な周年イベントをご紹介します。
JICAとは、開発途上国に向けた日本の政府開発援助活動を一手に担う組織。おそらく、青年海外協力隊の派遣を実施している組織と聞けば、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
全国に11カ所あるというJICA国際センターの中で最大のJICA東京がスタートから30周年を迎えるにあたり、30周年記念「ワールドランチ」を期間限定販売していると聞き、早速実食してきました。9月7日から9月20日まで、1日30食限定での販売ということもあり、早めに行くつもりだったのですが、打合せが押して、到着したのは終了30分前。どうかありますように!
!!! まさかの最後の1食で滑り込みセーフ!!
なんとか食券を購入して、しばらく食堂内をうろうろしてみることに。
ここJICA東京は、研修センターとして海外からの研修生の受け入れを行っているため、レストランも宗教や嗜好に配慮したメニューになっています。とくに、イスラム圏の人たちの食を意識したハラルフードが充実していました。
ハラルフードのメニューも美味しそうです!
・・・・そして待つこと5分、いよいよ来ました!
こちらが4ヵ国の料理を集めた「ワールドランチ」です。
食を通じて世界にふれてほしいという願いが込められ、各国の料理を盛り込んだとか。
今回のラインナップは、フィリピン、メキシコ、タイ、インドの料理です。
それでは、いただきます!
インドのダールカレーは香辛料がたっぷりです。酸味のあるタイ風鯖フライは、レモングラスが鯖の臭みを消して、さっぱりした味わいで美味しい! はじめて名前を聞く料理ばかりですが、どれも美味しく、ご飯が進む味つけです。個人的NO.1を上げるなら、フィリピンのチキンアドボ(鶏肉の酢醤油煮)ですね。ポン酢のさっぱり煮の味に良く似ています。
個人的NO.1、フィリピンのチキンアドボ(鶏肉の酢醤油煮)です。
ごちそうさまでした! すべて美味しく完食し、もう満腹です。
今日いただいた限定ランチは、残念ながら、9月20日で終わってしまいましたが、JICA東京の食堂は一般でもりようできるので、エキゾチックなランチを楽しんでみてはいかがでしょうか。
これからも、気軽に立ち寄れる街中の周年イベントを探し、ご紹介していきたいです。