社史編纂の作業の合間に時々、こんな写真はないか、という問い合わせが入ってくることがあります。
あるときもそんな問い合わせがあり、写真データを少し送ったところ、その写真の中に、今は偉くなったひとたちの若いころの写真がたくさん載っていて、「部署がその写真の話で持ちきりになり、コミュニケーションが良くなった」と聞いたことがありました。
写真というものは、一般の人がみるとただのおじさんでも、関係する人がみると特別な存在だったりします。そういう意味で、会社の写真も家庭のアルバムみたいな面があります。そんなアルバムみたいな使い方で、会社の写真を活用し、部署のコミュニケーションを図るというのも、会社の歴史的写真の効用の一つかしれませんね。