周年倶楽部のTwitterでは、ニュース記事などで見つけた周年の取り組みをツイートしています。その中から4事例をご紹介いたします。
① 日本コンクリート工学会創立50周年事業。記念誌と写真集も作成されるとのことですが、冊子にはせずにウェブで閲覧&DVD収録となるのでしょうか。
⇒ JCI創立50周年記念事業 http://ow.ly/OqFxs
② 周年記念の論文集発刊です。全国憲法研究会創立50周年。今こそ研究者でなくても読んでおくべきかもしれませんが、難しくて理解できないのではという怖さがあります。
⇒ 全国憲法研究会 http://ow.ly/OqJLo
③ 北海道の岩内線廃止30周年記念イベント。写真や鉄道部品の展示、岩内町郷土館館長による講演会など色々行われるそうです。廃止を記念してというのもあるんですね。
⇒ レスポンス http://ow.ly/OFpuA
④ 記念事業実施に向けて「記念事業の会」を設立。奈良県立図書情報館開館10周年。協賛金を募って、県とは別に独自に行うんですね。
⇒ 奈良新聞WEB http://ow.ly/OFrQD
記念誌は冊子ではなくデータとしてDVDに収録
日本コンクリート工学会(①)では、特設ウェブページを設けて創立50周年事業を紹介されています。主な周年事業は、記念式典・祝賀会の開催、新たな会員制度の創設、国際会議・シンポジウムの開催、DVDの発行、記念誌の発行となっています。
40周年の際には記念誌を刊行されましたが、今回はDVDで同会やコンクリート技術を紹介されるとのこと。記念誌もこのDVDに含め、冊子での発行はされないみたいですね。PDFデータで収録されるのでしょうか。ぜひウェブサイトでも公開してほしいところです。
全国憲法研究会(②)のウェブサイトを見ますと、同会の歴史が代表挨拶の中で簡単に触れられています。日本コンクリート工学会でも創立50周年記念事業実行委員会委員長の挨拶の中で略歴が語られていますね。
岩内線のイベントは、廃止から30年経ったことを記念するもの(③)。廃止の時も記念誌が作られていそうですね。ちなみに、ほぼ全区間にわたり線路跡が残されていて、ほとんどの駅でホームが現存しているそうです。
奈良県立図書情報館(④)の取り組みは面白いですね。公立図書館ですが、開館10周年を迎えるにあたり「記念事業の会」が設立されて独自の記念事業を展開されるとのこと。同館では「まほろばデジタルライブラリー」というデジタルアーカイブも進められていますね。