周年倶楽部のTwitterでは、ニュース記事などで見つけた周年の取り組みを紹介しています。6月11日には、次の4事例をつぶやいていました。
① 土木学会100周年記念事業アーカイブ。丁寧に様々な取り組みを記録されています。記念式典・記念祝賀会のページなど、告知物から祝辞や挨拶、宣言、会場配布物まで掲載されており、とても参考になります。
⇒ 100周年記念事業 │ 土木学会 http://ow.ly/OakiX
② グランドセイコー55周年を記念してスタートするプロジェクト。特設サイトが公開されています。3人のフォトグラファーがそれぞれの視点でグランドセイコーを切り取っているそうです。
⇒ http://cyclestyle.net http://ow.ly/Oai4F
③ 同じ周年同士のコラボレーションです。H.I.S.35周年と映画ドラえもん35周年。映画ドラえもんの歴代映画35作品をテーマとした35種類の部屋を用意されるそうです。どんな部屋なんでしょうね。面白そうです。
⇒ PR TIMES http://ow.ly/Oa8F6
④ 創立80周年の記念式典と祝賀会。沖縄県立宮古高等女学校創立80周年。でも、この式典・祝賀会をもって、宮古高等女学校、宮古女子高等学校同窓会は活動を終了されるとのことです。
⇒ 宮古毎日新聞社ホームページ http://ow.ly/OanfT
アーカイブ機能をもたせた周年特設サイト
土木学会では100周年記念事業の特設サイトを公開されていますが、コンテンツも多くかなり充実した内容です。なぜなら、記念事業のアーカイブも目的にされているから。よく見かける周年サイトでは、歴史の紹介や周年事業の告知が中心ですが、こちらでは告知だけでなく、実施後にレポートも掲載されています。おそらく、この特設サイトは周年後もずっと公開されていくのでしょう。
こういったアーカイブ機能をもたせた周年記念サイトというのは、とても良いアイデアだと思います。皆さんに見てもらっても問題のないものはどんどん公開する。クラウド化の進展によって、そういったことが多くなってくるのではないでしょうか。
グランドセイコー55周年記念プロジェクトの特設サイトは、アートフォトでブランド・製品イメージを訴求されています。とても魅力的な写真で構成されていますが、一つ残念なところがあります。各フォトグラファーの最初のページにコーナーを紹介するメッセージ的な文章が表示されますが、読み切る前に見えなくなってしまうのです。これ、止める方法はあるのでしょうか?
周年同士のコラボレーションも良くみかけます。取り上げた事例は35周年同士。また、年数と何かの数字を合わせるのも、何周年というのをアピールしやすいので、よく用いられますね。
宮古高等女学校、宮古女子高等学校同窓会が、創立80周年の式典・祝賀会を最後に活動を終了されます。終了という一つの区切りにも、きりのよい周年という節目が選ばれたのでしょう。後に併合された宮古高等学校に、それらの学校の歴史はしっかりと引き継がれいくのでしょう。