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	<title>周年倶楽部 &#187; 企業理念</title>
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		<title>2分冊にパッケージされた「本」のような博物館　　　パナソニックミュージアム</title>
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		<pubDate>Thu, 30 Aug 2018 14:30:33 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[西村茂]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[NEWS・レポート]]></category>
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		<description><![CDATA[今年3月にオープンしたパナソニックミュージアム（大阪府門真市）に行ってきました。]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>パナソニックミュージアムの展示館は、「松下幸之助歴史館」と「ものづくりイズム館」の2館からなり、話題の実機展示（一部レプリカ）と創業時の家内の再現展示はそれだけで迫力がありましたが、私にはむしろ、まるで本の周年史のようにしっかりと編集されたその構成が印象的でした。</p><h3>松下幸之助歴史館</h3><p>松下幸之助歴史館は、パナソニックの創業者、松下幸之助の94年の生涯を紹介するものです。<br />館に入るとすぐフロントがあるのですが、そこから展示室は見えません。通路を歩いて左に曲がると贅沢なエントランス空間が広がり、幸之助の半生を写真で綴るパネル展示が目に飛び込んできます。本にたとえるなら、まさに口絵のよう。扉を開いて、はっとする感じに似ています。そこは明るい通路で、展示室の入り口はその先にあります。<br /><a href="http://shunen.jp/shnews-admin/wp-content/uploads/2018/08/1028.jpg"><img class="alignnone size-full wp-image-873" src="http://shunen.jp/shnews-admin/wp-content/uploads/2018/08/1028.jpg" alt="1028" width="3264" height="2448" /></a><span class="Text-Blue">展示室入り口へつながるエントランス空間</span></p><p>展示室はエントランスとは違い、ほの暗く落ち着いた空間。いわば本文沿革の始まりに、期待感が盛り上がります。入室すると、すぐ広い展示室全体が見渡せるようになっており、本の目次のように展示構成をおおまかに理解することができます。<br /><a href="http://shunen.jp/shnews-admin/wp-content/uploads/2018/08/1029.jpg"><img class="alignnone size-full wp-image-871" src="http://shunen.jp/shnews-admin/wp-content/uploads/2018/08/1029.jpg" alt="1029" width="3264" height="2448" /></a><br /><span class="Text-Blue">展示室に入ったところ</span></p><p>展示は7つの章で構成される通史で、各章は本の扉のようにはじめにパーテーションが立てられ、続くパネルで幸之助とパナソニック社のあゆみをしっかりと語ってから、時代を画した商品の鑑賞に続くという構造が貫かれていました。<br /><a href="http://shunen.jp/shnews-admin/wp-content/uploads/2018/08/1038.jpg"><img class="alignnone size-full wp-image-876" src="http://shunen.jp/shnews-admin/wp-content/uploads/2018/08/1038.jpg" alt="1038" width="2448" height="2448" /></a><br /><span class="Text-Blue">各章のパーテーション</span></p><p>パネルは、上部の画像（プロジェクターで転換）・サマリー・小年表といったフォーマットを厳格に守っていて、そのまま綴じると大きな本として成立しそうです。来場者の多くが、じっくりとパネルを読んでいました。<br /><a href="http://shunen.jp/shnews-admin/wp-content/uploads/2018/08/1032.jpg"><img class="alignnone size-full wp-image-875" src="http://shunen.jp/shnews-admin/wp-content/uploads/2018/08/1032.jpg" alt="1032" width="2448" height="3264" /></a><br /><span class="Text-Blue">各章のパネル</span></p><p><a href="http://shunen.jp/shnews-admin/wp-content/uploads/2018/08/1053.jpg"><img class="alignnone size-full wp-image-878" src="http://shunen.jp/shnews-admin/wp-content/uploads/2018/08/1053.jpg" alt="1053" width="3264" height="2448" /></a><br /><span class="Text-Blue">パネルにある現物の展示ケース</span></p><p>創業当時の作業場を再現した「創業の家」は、まさに「特集」として臨場感を演出しています。<br /><a href="http://shunen.jp/shnews-admin/wp-content/uploads/2018/08/1047.jpg"><img class="alignnone size-full wp-image-877" src="http://shunen.jp/shnews-admin/wp-content/uploads/2018/08/1047.jpg" alt="1047" width="3264" height="2448" /><br /></a><span class="Text-Blue">「創業の家」</span></p><p>さらに、各章をまたぐコラム企画のように、随所に松下幸之助の語録を記したカードが置かれ、見学者は幸之助の言葉を集めながら、各章の展示をめぐるようになっているのが面白い仕掛けです。展示は幸之助とパナソニック社が歩んだ歴史の実録であり、さらにこの語録は、松下幸之助の理念がその歴史の背骨に通っていると感じさせる演出です。ほかに、タッチパネル式のモニターが並ぶライブラリーでは膨大な記録データを閲覧でき、いわば資料編まで大変充実していました。<br /><a href="http://shunen.jp/shnews-admin/wp-content/uploads/2018/08/1031.jpg"><img class="alignnone size-full wp-image-874" src="http://shunen.jp/shnews-admin/wp-content/uploads/2018/08/1031.jpg" alt="1031" width="3264" height="2448" /><br /></a><span class="Text-Blue">語録カード</span></p><p>&nbsp;</p><h3>ものづくりイズム館</h3><p><br />ものづくりイズム館では、パナソニック100年の歴史で生み出された代表的な製品が一堂に展示されています。松下幸之助歴史館とはうってかわって、編年体ではなく6つのコーナーで構成されたテーマ史となっていました。どこから読んでも面白い、まさに「見る製品史」でした。まあ、博物館は見るものですね。<br /><a href="http://shunen.jp/shnews-admin/wp-content/uploads/2018/08/1116.jpg"><img class="alignnone size-full wp-image-879" src="http://shunen.jp/shnews-admin/wp-content/uploads/2018/08/1116.jpg" alt="1116" width="3264" height="2448" /></a></p><p><span class="Text-Blue">＜6つのコーナー＞</span><br /><span class="Text-Blue">「軽薄短小」・・・・くらしに自由を</span><br /><span class="Text-Blue">「タフ／長寿命」・・・・くらしに安心を</span><br /><span class="Text-Blue">「省力／省時間」・・・・くらしに家事楽を</span><br /><span class="Text-Blue">「エンタテインメント」・・・・くらしに感動を</span><br /><span class="Text-Blue">「UD／エコ」・・・・くらしにおもいやりを</span><br /><span class="Text-Blue">「新スタンダード」・・・・くらしに新定番を</span><br />各コーナーには、昭和の雰囲気がする古い時代の製品と、スマートなデザインの近年の製品が一緒に展示されています。製造業の歴史紹介としては珍しく、技術がどのようにつながって進歩してきたかを示す系統は前面に出ていません。製品がもたらすベネフィット、消費者が求める価値を柱に据えて歴史展示を展開しているのは、ありそうでいて、あまり見かけない気がします。生活に密着した産業の歴史観として、納得させられました。</p><p>&nbsp;</p><p>通史の「松下幸之助歴史館」とテーマ史の「ものづくりイズム館」は、2分冊の「本」のような構成でパナソニックらしさ・会社のDNAを伝えています。予算も相当かかっていると思いますが、とても贅沢な編集になっていました。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>]]></content:encoded>
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		<title>社是・社訓⑲～カワニシホールディングス</title>
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		<pubDate>Fri, 13 Jan 2017 01:40:50 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[斎藤 治​]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[シリーズ]]></category>
		<category><![CDATA[思いを伝える社是・社訓]]></category>
		<category><![CDATA[CI]]></category>
		<category><![CDATA[カワニシ]]></category>
		<category><![CDATA[カワニシホールディングス]]></category>
		<category><![CDATA[コーポレートアイデンティティ]]></category>
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		<description><![CDATA[独立自尊の精神「カワニシ社員憲章」]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>医療器材商社のカワニシホールディングス（岡山市）には社是とも言える「カワニシ社員憲章」がある。カワニシは創業者の寺岡清照が、1921年に岡山市で設立した川西器械店がルーツという医療器材商社のパイオニアだ。社員憲章は創業者が退いた1985年に始まったCI （コーポレート・アイデンテティ）活動がきっかけだった。新しい時代の企業理念や行動規範が求められるようになった。社員全員が参加して深夜まで激しい意見が交わされた。この作業の中から社員憲章の案文が起草され、企業理念として４項目にまとめ、明文化した。</p><p>一、事業会社の社会的意義<br />・広く国家・社会的視野において公益性を高め、国民医療の品質向上とコスト合理化に寄与することを志す。<br />・ 人材の育成・教育を通じて、事業の有益性を増進し、業界のレベル向上と近代化に寄与することを志す。<br />・ 臨床・基礎両面にわたる医療の発展と顧客の経営能力向上への貢献を志す。<br />・ サービスの高度化・事業の多角的展開をはかり、雇用の創造・拡大と、事業の継続発展を志す。<br />・ 公徳心（公序良俗に反しない心）を保持する。<br />二、組織のあり方と主体性<br />・ 社会的コストへのフリーライディングの上に、事業の繁栄を求めない。<br />・ 政・官の保護を求めず、フェアな競争と取引を旨とする。<br />・ 国家・社会に対し、レベルを超えた保護を求めない。すなわち、事業及び成員個人の保全は、これを自らの責任において果たすことを心がける。<br />三、事業の成長と発展<br />・ 弱者の定義をいたずらに拡大しない。<br />・ 競争の一時的勝利に安住しない。競争による成果は、新たな社会（経済）的価値の創造のために再投資されなければならない。<br />・ わが組織メンバーは、「未来に対する傲慢」ではなく、「未来に対する謙虚」を基本的スタンスとしなければならない。<br />四、組織メンバーのあり方とその成長<br />・ わが組織は基本的に、組織メンバーに対する育成義務を負うが、それはあくまで、メンバー自体に自発的かつ主体的な成長意志があることを前提とする。<br />・ 私たちは、「成長の放棄」はすなわち「生きる資格の放棄」に等しい、との視点に立つ。<br />・ 社員は原則として、自らの成長のために「舞台」を選ぶ権利を持つ、そして、組織は、これを提供する義務を負う。</p><p>企業を発展させるのは、人の力であることを強調しながらも、「成長の放棄」をしたフリーライディングは許さない。独立自尊の精神が貫かれている。社内の「ビジネススクール」では、社員憲章を土台にした人材教育が行われ、年２回のグループ全社員が集まる全社ミーティングでも経営トップのスピーチで必ず説かれ、全員が改めて確認する場になっている。</p>]]></content:encoded>
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		<title>社是・社訓⑱～武田薬品工業</title>
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		<pubDate>Mon, 19 Dec 2016 07:32:20 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[斎藤 治​]]></dc:creator>
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		<description><![CDATA[～タケダイズム～]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>武田薬品工業は1781年創業の国内トップの医薬品メーカーだ。初代近江屋長兵衛が大阪・道修町で和漢薬の商売を始めた。創業当時から聖徳太子の十七条憲法の基調をなす「和を以って貴（とうとし）と為す」の考えから、「事業は人なり、しかも人の和なり」を商売の基本に掲げていた。この考えを社是と言える「規（のり）」として明文化したのは1940年、５代目の武田長兵衛社長によってだ。</p><p>1.公に向ひ国に報ずるを第一義とすること<br />2.相和（やわら）ぎ力を協（あは）せ互いに忤（さから）はざること<br />3.深く研鑽（けんさん）に黽（つと）めその業（わざ）に倦まざること<br />4.質実を尚（たっと）び虚飾を慎むこと<br />5.礼節を守り謙譲を持すること<br />　<br />創業時からの「和」を大事に、質実、礼節を守り、研究開発やビジネスの革新を旨とする「規」を現代に生かそうと、2002年に当時の武田國男社長は行動原則として示したのが以下の5項目だ。<br />「生命の尊厳に対する畏敬の念と高い倫理観」<br />「事業の本質、自らの存在価値のたゆまぬ追求」<br />「自己責任の完遂に立脚した強固な連携」<br />「フェアで誠実に接する心と相互の信頼」<br />「絶えざる自己革新と、スピード・効率の追求」</p><p>その後、経営理念を「優れた医薬品の創出を通じて人々の健康と医療の未来に貢献する」とし、社是として「タケダイズム」が制定された。武田の強みである「誠実」（Integrity）を基軸として、公正(Fairness)、正直(Honesty)、不屈<br />(Perseverance)を全ての行動の指針とした。さらに「常に患者さんを中心に考えます」「社会との信頼関係を築きます」「レピュテーションを向上させます」「事業を発展させます」の４つの重要事項について、その優先順位に従って考え、行動することを明記した。タケダイズムとPatient（患者中心）、Trust（社会との信頼関係構築）、Reputation（レピュテーションの向上）、Business（事業の発展）を組み合わせて行動していくと、英語でも優しく分かるようにしたのは、世界のグループメンバー全員に浸透させる目的からだ。</p><p>製薬業界は世界的な競争が激しくなっている。武田薬品工業は日本でトップでも世界の中では、トップ１０にも入っていない。この10年で約2兆円の海外企業のM&amp;Aを行なっており、2014年から初の外国人としてクリストフ・ウェーバー氏が社長に就任し、ボードメンバーにも外国人が多い。グローバル化の中で創業以来のDNAを生かしながら、世界の中で戦うには高い倫理観と自己革新が社員に求められる。社是と企業理念は創業235年の知恵と経験が生かされている。</p>]]></content:encoded>
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		<title>思いを伝える社是・社訓⑰～オムロン</title>
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		<pubDate>Fri, 09 Dec 2016 02:00:22 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[斎藤 治​]]></dc:creator>
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		<description><![CDATA[「社憲」－われわれの働きで　われわれの生活を向上し　よりよい社会を作りましょう]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>オムロン（京都市）は制御機器、電子部品、健康医療機器の大手企業だ。<br />世界110カ国・地域に3万8,000人の従業員を擁する。社是に当たるのは、創業者の立石一真が1959年に定めた社憲「われわれの働きで　われわれの生活を向上し　よりよい社会を作りましょう」だ。</p><p>創業者は熊本の出身で、兵庫県庁に電機技師として就職後、民間企業の技術者などを経て、1933年に大阪で立石電機製作所を創業した。1944年に工場を京都に移した。本社のあった京都・御室（おむろ）にちなんで後に社名を「オムロン」に変更することになった。</p><p>社憲を作った背景には、「企業は利潤の追求だけでなく、社会に貢献してこそ存在する意義がある」といった創業者の強い思いがある。「社会に奉仕する義務がある。それが経営者の社会的責任で企業の公器性である」と語っている。社会から出てくるニーズに対して「できるだけ満足できる技術、製品、システムを開発して社会課題を解決する」と強調している。社憲は５月10日の創業記念に内外へ示された。「われわれの生活とは、小乗的には全社員の生活であり、大乗的には全人類です」と全社員が唱和し、名刺にも印刷した。</p><p>創業者の考えが企業文化にも色濃く反映されている。「ものごとを“できません”というな。どうすればできるかを工夫してみることだ」と述べている。考えに考え抜いて、失敗してもチャレンジし続ける。ベンチャー精神を奨励するこの文化は現在も社内で生き続けている。創業者は1991年１月に90歳で亡くなったが、その精神は社憲と共に、企業理念の中で生かされている。</p><p>2015年に改定された企業理念では、「私たちが大切にする価値観」として、<br />・ソーシャルニーズの創造<br />私たちは、世に先駆けて新たな価値を創造し続けます。<br />・絶えざるチャレンジ<br />私たちは、失敗を恐れず情熱を持って挑戦し続けます。<br />・人間性の尊重<br />私たちは、誠実であることを誇りとし、人間の可能性を信じ続けます。</p><p>企業理念の実践を促進していくために、「TOGA(The Omron Global <br />Awards)」を2012年度からスタートした。企業理念に基づくテーマを宣言して、チームで協力しながら取り組む活動だ。有言実行で、失敗してもその中から学んだことを評価するというユニークなものだ。2015年度には4,173チームがエントリーし、38,100人が参加した。エリアごとの選考で13に絞り込まれ、創業記念日に京都本社で発表会があり、日本国内ではライブ放送し、社内情報サイトを通じて海外にも発信した。企業理念の実践強化を行うため、立石文雄会長が、海外の幹部社員との対話も行なっている。こうした活動を通じて、創業者の生きた言葉が健在だ。</p>]]></content:encoded>
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		<title>思いを伝える社是・社訓⑯～ＹＫＫ</title>
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		<pubDate>Mon, 31 Oct 2016 08:20:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[斎藤 治​]]></dc:creator>
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		<description><![CDATA[～善の循環～]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>YKKはファスナー製造で世界最大手の企業だ。世界71カ国・地域に拠点を持ち、従業員は4万4,000人、連結売上高は2016年３月期で7,400億円にのぼる。YKKグループの社訓とも言えるのが<span class="Text-Blue">「善の循環」</span>だ。1993年に亡くなった創業者の吉田忠雄氏が考案した。</p><p>創業者は富山県魚津に生まれ、小学生のころに読んだ米国の鉄鋼王カーネギーの伝記にあった「他人の利益を図らなかったら、自らは栄えない」の言葉に感銘を受けた。家庭の事情で進学できず、上京して働いた。1934年にファスナーを取り扱うサンエス商会を創業、東京大空襲で工場が焼け、1945年に生まれ故郷で前身の吉田工業として再スタートし、ファスナーを製造したのだ。カーネギーに影響され、創業者はカーネギーの言葉を忘れず<span class="Text-Blue">「善の種をまいて善を尽くしていけば、必ず報われ、限りなく善は巡る」</span>を経営指針と掲げた。「他人の利益を図らずして自らの繁栄はない」という「善の循環」はYKK精神として、事業活動の基本となっている。</p><p> 「善の循環」を説明すると、創意工夫によって新しい価値を作り出すことで事業が発展し、消費者、取引先の繁栄につながり社会貢献ができるということだ。具体的には創意工夫によりコストダウンを図り、削減できた分は消費者、取引先、従業員で３分割して分配していく。YKKは世界企業になった現在も株式を上場していない。筆頭株主は従業員持ち株会であり、元社員やその家族らが株主に名前を連ねる。「一緒に事業をする人が株を持つべき」という創業者の考えが反映されている。</p><p> 1973年のオイルショックで原料のアルミが高騰した。その時に消費者第一を掲げ、取引先には「我々が100億円の損失を被るので出し惜しみや値上げはしないでほしい」と呼びかけ、値上げを極力抑えた。40億円の損失は出したものの、大きな信用を勝ち得た。「善の循環」が生きた証だ。</p><p> 創業者の生誕100年を記念した「感謝の集い」が2008年９月19日に富山県黒部市の黒部事業所で開かれた。取引先や関係者が集まった。39代の米国大統領、ジミー・カーター氏はメッセージ映像を送ってきた。カーター氏はYKKがジョージア州に工場を建てた時の州知事で、創業者と親交が深かった。「初めて吉田氏に会った時に説明された『善の循環』に感銘を受けた。この理念を次の世代へ引き継ぎ、さらに高めていかなければならない」と述べた。「感謝の集い」と同時に、世界の拠点で従業員全員が参加した「４万人社員フォーラム」が開催された。創業以来受け継がれてきた「善の循環」の思想や理念について、映像を通じて従業員全員が考える機会となった。「Cycle of <br />Goodness」はYKKグループ全員の心の拠り所となっている。</p>]]></content:encoded>
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		<title>思いを伝える社是・社訓⑮～たねや</title>
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		<pubDate>Thu, 06 Oct 2016 05:16:56 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[斎藤 治​]]></dc:creator>
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		<category><![CDATA[近江商人]]></category>

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		<description><![CDATA[先代CEOの山本徳次名誉会長がまとめた～末廣正統苑（すえひろしょうとうえん）～]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>「たねや」グループ（滋賀県近江八幡市）は全国に50店舗、売上高約200億円という和洋菓子製造販売の大手企業だ。バームクーヘンの「クラブハリエ」もたねやグループの一員だ。江戸時代に材木商に端を発し、種苗を扱うようになった。「たねや」の屋号の由来だ。1852年（明治５年）に「種屋末廣」の屋号で菓子業を始め、創業以来の「栗饅頭」は健在だ。</p><p> 「たねや」グループの社訓は、先代CEOの山本徳次名誉会長が1984年に商いへの心得をまとめた「<span class="Text-Blue">末廣正統苑（すえひろしょうとうえん）</span>」に込められている。９代目当主で「たねや」３代目の山本名誉会長は、東京のデパートに出店するという節目に、経営理念や基本方針をまとめ、和綴じの冊子にした。京都在住の劇団主宰者、長田純氏の協力を得て完成したもので、先代の父親から教えられたことや、近江商人の実践的な行動理念などが盛り込まれている。</p><p> 「『商い』とは福を見つけ　福をつくり　福分けをすることと覚ゆれば商行（あきない）の心　次の五条と心得べし」という<span class="Text-Blue">商人心得五条</span>は、</p><p> <span class="Text-Blue">一に　商人は何事も「手塩にかける」ことと心得べきなり<br />二に　敬う心こそ商人の心の芯なり<br />三に　正直にして有難き合掌感謝の心こそが　明日の商ひを呼び寄すなり<br />四に　工夫の心<br />五に　装ひの心</span></p><p> 商品を自分の娘と思って大切に大事に作り、商品を買ってくださるお客様への感謝の心を忘れず、何よりも嘘をつかない。常に工夫を重ねることが明日の商いの糧となり、惹きこまれるような魅力のある雰囲気や個性、豊かさという「装い」が商品に反映されそれがお客様への礼儀となる。</p><p> 「たねや」の経営理念である「商道は人道である」「手塩にかけること」「今日如何にお客様によろこんで頂けたかの心」はそれを集約したものだろう。<br />また、終業時には「一つ　私は素直な心でいただろうか　二つ　私は人様の無事と倖せを祈る心を忘れはしなかったか　三つ　私は正直と敬う心を持っていただろうか　四つ　私は装う心を大切にしていただろうか　五つ　私は手塩にかける心を忘れてはいなかったか　六つ　私は感謝の心を持っていただろうか　七つ私は親切の心を大切にしていただろうか　八つ　私は活き活きする前進の心を持っていただろうか」という「八つの心」を全員で唱和する。</p><p> 「末廣正統苑」の内容を確認し、日々の反省に役立てるのが狙い。社員全員が自分で冊子を購入し、新人研修や業務が始まる前に音読したり、管理職会議でも輪読したり、まさに「たねや」のバイブルとなっている。社員が1000人に増えても、一人一人に社訓や行動指針が徹底できるのは、こうしたシステムに支えられている。</p>]]></content:encoded>
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		<title>思いを伝える社是・社訓⑭～永楽屋</title>
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		<pubDate>Tue, 16 Aug 2016 08:19:09 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[斎藤 治​]]></dc:creator>
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		<category><![CDATA[思いを伝える社是・社訓]]></category>
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		<description><![CDATA[～教訓大黒舞～]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>永楽屋（京都市中京区）は1615年、絹織物問屋としてスタートした。それ以前は織田家の御用商人として鎧の下に着る直垂（ひたたれ）を納めており、永楽屋の屋号と細辻の姓は信長から拝領したという老舗だ。現在は伝統の柄から、カラフルなデザインの手ぬぐい、風呂敷、帆布かばん、ファッション小物などを企画し、ブランド化して販売しており、若い女性を中心に人気だ。<br /><br />永楽屋４代目によって江戸中期につくられた家訓「<span class="Text-Blue">教訓大黒舞</span>」がある。数え歌形式で子供にも分かりやすいように工夫している。<br /><br /><span class="Text-Blue">一に　一るい（類）むつ（睦）まじう（現代語訳　一族仲良くし）</span><br /><span class="Text-Blue">二に　二志ん（親）へかうかう（孝行）し　（両親に孝行し）</span><br /><span class="Text-Blue">三に　衣食住おこる（奢る）なよ　（衣食住を贅沢するな）</span><br /><span class="Text-Blue">四に　四おん（恩）をわするなよ　（一切衆生の恩、父母の恩、国主の恩、三宝＝仏法僧の恩を忘れるな）</span><br /><span class="Text-Blue">五に　五常を守るへし　（仁義礼智信の五つの道徳を守りなさい）</span><br /><span class="Text-Blue">六つ　無常をくはんすへし　（この世の中は常に移り変わり、何一つとして永遠不変なものは無いということを理解しなさい）</span><br /><span class="Text-Blue">七つ　なんにも苦にするな　（何も苦労と思うな）</span><br /><span class="Text-Blue">八つ　病ひのないように　（病気をしないように）</span><br /><span class="Text-Blue">九つ　公儀の法を守り　（世の中のルールを守り）</span><br /><span class="Text-Blue">十て　特に入りならは　これぞまことの大こく（黒）　（徳を積んでいけば、これぞ本当の大黒＝商売の神様である）<br /><br /></span>14代目を継いでいる細辻伊兵衛社長は、「400年続いているのはご先祖さんの力」と語り、家訓を経営にも生かしている。従業員にも徹底すべく、給与明細書の裏に家訓が印刷されている。細辻社長は細辻家の人間ではなかった。エンジニアからアパレル関係の仕事をしていたが、妻の実家の永楽屋の婿養子となった。社長就任時は債務超過に陥り、倒産の危機にも見舞われたが、リストラと新しい商品開発で危機を脱した。現在、店舗や従業員も拡大し、独自ブランドの構築により、京都発の老舗型SPA（製造小売）を展開している。<br /><br />改めて家訓を読むと、江戸時代の商人道徳が、現在でも通用することを感じる。「一族仲良く」はチームワークの大切さを指摘しているし、「四恩を忘れるな」というのは企業の社会的貢献、ステークホールダーに対する配慮がにじみでている。「五常を守る」「徳を積む」は企業倫理の徹底だし、「ルールを守る」はコンプライアンスの大切さを説いている。細辻社長が家訓を大事にしている理由はここにあるのだろう。</p>]]></content:encoded>
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		<title>思いを伝える社是・社訓⑬～小林製薬</title>
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		<pubDate>Fri, 29 Jul 2016 02:45:32 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[斎藤 治​]]></dc:creator>
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		<description><![CDATA[～我々は、絶えざる創造と革新によって　新しいものを求め続け、人と社会に素晴らしい『快』を提供する～]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>小林製薬（本社・大阪市）は、「熱さまシート」や「トイレその後に」などユニークなネーミングの商品で知られる。「<span class="Text-Blue">我々は、絶えざる創造と革新によって　新しいものを求め続け、人と社会に素晴らしい『快』を提供する</span>」を経営理念としている。ブランドスローガンの「あったらいいなをカタチにする」はテレビコマーシャルでも必ず使われているメッセージだ。<br /><br />同社は1886年に名古屋で創業し、後に大阪に拠点を移した。社是とも言える「営業要旨」を1913年に顧客や社会に向かって発表している。「商家の座右の銘とするものは勉強、薄利、信用、誠実の項目にある」として、「<span class="Text-Blue">薄利主義、多売主義、迅速主義</span>」の「三大主義を弊社の店規として従業員一同協力をもってこのことの実行に努め益々世間の皆さま方のご愛顧に応え出来る限りの御便益を相計り申し上げようと存じます」と宣言している。現在もこの遺伝子は健在だ。特に「迅速主義」は、「あったらいいな」のアイデアを「カタチ」にして消費者に届ける速さは他の追随を許さない。<br /><br />「行動規範」には「Something New/Something Different」（アイデア、発想の切り口として、常に「なにかが新しく、なにかが違う」ということにこだわり）、「Simple,Clear,Speed」（常に「単純」で「わかりやすく」「すばやく」ということを大切に）、「自考、自決、自実、自責」（問題解決に際しては指示を待つことなく、自ら考え、自ら決断し、自ら責任をもって率先して実行）、「チャレンジ精神」（失敗を恐れ何もしないより、失敗しても新しいことに挑戦）という行動原則を掲げている。<br /><br />「行動規範」にある「社員一人ひとりが主役」を具体化したのが、社長から新入社員まで全社員が参加する提案制度だ。業務改善や新商品のヒントとなる提案は年間３万件以上もある。新商品のアイデアは毎月、社長以下経営幹部が出席して開かれるアイデア会議のプレゼンテーションで、開発対象にするかが決められる。製品化までの時間短縮を図るために、アイデアの段階からブランドマネージャー、開発担当者、研究開発者、技術者が加わり、ニーズやマーケットを見ながら、独りよがりにならずに速攻で商品化している。平均開発期間は13カ月だが、中には約５カ月で店頭に出た商品もある。「迅速主義」の精神は生きている。また、技術、減量、生産体制について、自社ですべて行う「自前主義」にはこだわらず、他社との提携やM＆Aを視野に入れた柔軟性で、スピードを重視しているのも「迅速主義」の表れだろう。</p>]]></content:encoded>
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		<title>思いを伝える社是・社訓⑫～クラボウ</title>
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		<pubDate>Fri, 08 Jul 2016 02:39:36 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[斎藤 治​]]></dc:creator>
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		<description><![CDATA[～「同心戮力（どうしんりくりょく）」「謙受（けんじゅ）」～]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>クラボウ（倉敷紡績株式会社）は、明治21 年（1888）に現在の岡山県倉敷市で創業した繊維メーカーだ。クラボウの社是は「<span class="Text-Blue">同心戮力（どうしんりくりょく）</span>」。初代社長の大原孝四郎が座右銘としていた中国の歴史書「春秋左氏伝」の一節から取っている。群れている猟犬は互いに争っていても、主人と共に山に入って狩猟となると、協力して獲物を追いかけるという故事から、「目的を達成するためには、社員一人ひとりが与えられた使命に対して、心を一つに合わせて頑張ろう」という意味が込められている。立場や年齢の違いを超えて団結し、一人ひとりの能力や才能を目的の達成のために活用していく人間重視の社風は、社是によるところが大きい。</p><p>「社訓」は「<span class="Text-Blue">謙受（けんじゅ）</span>」だ。中国最古の歴史書である「書経」にある「満招損　謙受益　時乃道」からの引用だ。創業者の大原家の家訓でもある。「満足して驕り高ぶる者は損なわれ、謙虚に努力する者は利益を受ける」という意味だ。慢心せずに謙虚に努力することがいかに大事かを、創業者は社員に説いたという。「社旗」などに使われている社章は、社訓をデザイン化したものだ。上部は横２本の棒、その下に丸を三角形に3つ置いた「二・三のマーク」として知られる。たとえ一番になったとしても、常に二番、三番にいる気持ちで、一番を目指すつもりで努力する姿勢が会社経営の基本であることは忘れるなと諭している。<br /><br />社是・社訓が儒教の古典をベースにしていることでも分かるように、クラボウは儒教精神が強い。社員を大事にするだけでなく、社会貢献をしていく社風が強い。二代目社長の大原孫三郎は工場労働者の夏場の職場環境を改善するために、空調の一貫として壁面に蔦を茂らせた。それが観光名所として残されている倉敷アイビースクエアだ。我が国初の孤児院を作った石井十次を全面的に支援し、社会福祉法人や病院を設立した。西欧美術の膨大なコレクションで知られる大原美術館も創設した。利益第一を排して、社会のために尽くしたのも社是・社訓が生きているのではないだろうか。<br /><br />国産初の合成繊維ビニロンを開発したのは、クラボウから分かれたクラレだ。ベンチャー精神は創業時から受け継いできた大きな財産だ。「私たちクラボウは、新しい価値の創造を通じて生活文化の向上に貢献します」を経営理念に掲げている。繊維を軸にエレクトロニクスやエンジニアリング、バイオメディカルまで事業を広げ、新しい分野に挑戦している。</p>]]></content:encoded>
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		<title>思いを伝える社是・社訓⑪～キユーピー</title>
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		<pubDate>Mon, 23 May 2016 02:23:29 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[斎藤 治​]]></dc:creator>
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		<category><![CDATA[100周年]]></category>
		<category><![CDATA[キユーピー]]></category>
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		<description><![CDATA[～楽業偕悦（らくぎょうかいえつ）～]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>キユーピー（本社・東京都渋谷区）はマヨネーズのシェアが６割を持つ大手食品メーカーだ。1919年に創業と３年後には創業100年を迎える。同社の社是は「<span class="Text-Blue">楽業偕悦（らくぎょうかいえつ）</span>」だ。「<span class="Text-Blue">志を同じくする人が仕事を楽しみ、困難や苦しみを分かち合いながら悦びを偕（とも）にする</span>」という意味で、創業者の中島董一郎の思いが込められている。<br /><br />1973年に90歳で亡くなった中島は農商務省の海外実業実習生に選ばれ、欧米に派遣されマヨネーズに出会った。帰国後、1919年に各種食料品製造の「食品工業」（キユーピーの前身）を設立し、1925年からマヨネーズの製造を開始した。中島は「楽業偕悦」のために心がけることとして、「道義を重んずること。つまり目先の損得ではなく、何が本当か、正しいかということを判断の基準とする」と述べている。キユーピーは戦中、戦後の５年間、良質な原料が確保できず、マヨネーズの製造を中止した。「品質を落としても製造すべき」という社員もいたが、草むしりをして耐え、志を同じくする社員だけが残り、再開にこぎつけた。「目先の損得でない正しさ」を重んじた社是が精神の支柱となったのだろう。</p><p>中島は「世の中は存外公平でないものであり、もし公平でない結果が出たとすれば、道義を重んずることに問題はなかったか、創意工夫に欠けていたからではないかと反省をしてみてください。そうすれば必ず、公平な結果がでてくるはずです」と語り、道義とともに創意工夫の重要性を指摘。さらに、「親孝行のできる人とは、人の好意をありがたく感じ、それに報いることができる人です。そういう人の周囲には、また、好意を持って接してくれる人が集まり、その会社はおのずから発展するはずです」と、親孝行の大切さを説いている。これが、社訓の「<span class="Text-Blue">道義を重んずること　創意工夫に努めること　親を大切にすること</span>」に姿を変えた。</p><p>「道義を重んずる」は「法令の遵守」や「公正・健全な企業活動」といった倫理規範と「品質第一主義」「ダイバーシティの推進」といった行動規範からなる「グループ規範」に反映されている。ユニークなのは「反贈賄基本方針」だ。「目先の利益獲得につながるとしても贈賄は行わない」と宣言している。「親孝行」では、創業者の発案により社員の親に中元と歳暮を送っている。会社が毎月千円分を積み立て、半年ごとに親元に送金する制度もある。社訓が形になって今も残っている。創業者は「公平さ」にこだわったが、キユーピーでは社長から新入社員まで、「さん」づけで呼び合うことが当たり前だ。「人間としては、立場は同じ」であり、「誰が言っても正しいことは正しい」との思いを社員が共有している。社是、社訓を通じて創業者の思いは輝きを失っていない。</p>]]></content:encoded>
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